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今最も成長・注目されている特機・MSDカンパニーの特徴と
株式会社ダイセルの社風についてお伺いしました。
今最も成長・注目されている特機・MSDカンパニーの特徴と</br>株式会社ダイセルの社風についてお伺いしました。

(2017.3.1更新)株式会社ダイセル 特機・MSDカンパニー カンパニー管理室 主席部員 鶴建治様 事業支援センター 人事グループ グローバル人事チーム 安本健作様
インタビュー
ダイセル社エントランスにて

株式会社ダイセル
特機・MSDカンパニー カンパニー管理室 主席部員 鶴建治様(右)
事業支援センター 人事グループ グローバル人事チーム 安本健作様(左)

特機・MSDカンパニーのご紹介


1953 年の防衛関連事業参入以来、長年にわたり火工品の開発・生産技術・生産設備及び安全技術を蓄積。それらの技術をベースに自動車エアバッグ用インフレータ(ガス発生装置)、シートベルトプリテンショナー用ガス発生器(PGG)等の開発・生産・販売を行い、グローバルに事業を拡大するとともに、新たな分野へ挑戦し続けている。


―― ダイセルさんで今一番成長且つ注目されている特機・MSDカンパニーですが、どのような特徴がございますか。


商品が安全部品のため、ドライバー・乗員の命を守るという社会的な使命は大きいですね。その面で社会に貢献するという思いが根幹にあります。 ダイセルには4つのカンパニーがあり、他のカンパニーはいわゆるプラント系モノづくりのビジネスモデルなのですが、特機・MSDカンパニーは自動車業界をメインとする事業領域のため、ビジネスサイクルやスピードが他のカンパニーとは全く異なりますね。生産高の海外比率が突出して高いのも特徴です。現在は日本も含めて6ヶ国14社という体制で、主力商品のインフレータは、7割強を海外で生産しています。グローバルにビジネスを展開するために、ここ数年は特にキャリア採用メンバーと新卒採用メンバーが一丸となって業務に取り組んでいます。キャリア採用メンバーが一番多い部署なので、良い意味でダイセルっぽくない雰囲気もありますね。


―― 積極的に海外展開されておられますよね。日本のトップシェアに続いて、海外でも現状の2位から1位を目指しておられますか。


実は海外工場は、長いところでもまだ操業開始から十数年程度です。今まではモノづくり中心・生産中心の形で、海外展開するお客様についていくという流れでしたが、今後は、各地域での技術機能を充実させ、いわゆる「地産地消」を更に加速していきたいと考えています。日系のカーメーカー様に加えて、欧州やアメリカ、中国などのローカルメーカー様へ我々のインフレータを提供していきたいです。海外のトップシェアはもちろん目指すところではありますが、そのためには、何よりも信頼度ナンバー1、つまり、安全・品質・顧客対応力を含めたナンバー1を目指そうというポリシーで日々取り組んでいます。


―― インフレータは命を守る大切な商品です。エンジニアの方はどのような思いで取り組まれているのでしょうか。


”We save lives.”というキャッチフレーズそのままに、最後の砦だという気持ちで我々は取り組んでいます。インフレータは自動車の衝突時にのみ作動するという役割を担ったデバイスです。逆に言えば、日常的に直接利用したり目にすることはない、言わば「いぶし銀」のデバイスです。いざというときにこれが100%作動するように、あらゆることを想定する必要がありますし、時間との勝負もありますね。 また、常に進化を遂げています。エアバッグも当初は運転席のみの装着でしたが、今では、助手席はもちろん、横方向からの衝突時に作動するタイプ(サイド、カーテン)や、高級車であれば後席にも装着されるようになりました。また、衝突時の歩行者の保護の観点からボンネットについているものもあります。ハイウェイでの横転事故の多いアメリカではそれ特有の仕様がありますし、国や地域の法規制への対応など、まだまだ参入機会とやるべきことはたくさんありますね。



―― 社風についてお聞かせいただけますか。


ダイセルの根底にある考えとしては、安心・安全な「ものづくり」の基盤を築くことです。ただ厳しく統制を取ってというよりは、社員に任せるという社風はずっと前からありますね。やりたいと手を挙げれば、やらせてもらえる環境だと思いますよ。 3年毎に中期計画を立てていて、17年度からの3年間は「Change, Challenge, Courage」という3つのCをキーワードにして、社長の札場みずから発信しています。安心・安全な「ものづくり」基盤をベースに、そこから更にトライしていこうと。年頭の所感でも、様々な業界から入社しているキャリア採用メンバーと一緒に、知見を融合しながら新しいことにチャレンジをしていこうと言っており、キャリア採用メンバーからすると、注目してもらえていることは非常に嬉しいですし、やる気が出てきますよね。


―― 面接を受けられた方から、しっかり見てくれているというフィードバックを頂くことも多く、御社は非常に人を大事にされているというイメージがあります。面接も3回されますよね。


採用のテクニックで考えると、面接3回は時間がかかるというデメリットもあります。ただ弊社は、長く付き合っていくためにも、入って頂く際にはしっかりとお互いに見極めることが大切だと思っています。 その分、入社されてからはご自身の得意な分野でご活躍頂きたいですね。キャリア採用で入社して活躍されている方は、前職と比較して良いか悪いかという目線ではなく、現状をしっかり受け入れた上でこうした方が良いという提案をされている方が多いです。まずは、ダイセルの文化を受け入れた上で、自分自身のスペシャリティやプロフェッショナルな経験から発信をして頂きたい。我々には、それを受け入れる風土があると思っています。


―― ダイセルの好きなところって何でしょうか。


自然体でいられるところですね。まず会社の大きさとして、自分の見える・把握できる範囲で様々な業務を進めることができる規模だと思います。会社全体に、相手の話を一度受け入れる文化がある。上にも下にも風通しのよいコミュニケーションができるんです。トップとの距離も近いですよ。社長がふらっと事業部門の執務スペースに来ることもありますし、会ったら声もかけてくれます。また、結果だけではなくプロセスや仕事の取り組み姿勢を評価してくれる社風なので、そういうところでも人を大事にしていると感じています。


―― お話しを聞けば聞くほど素敵な会社ですね。 本日はお時間を頂き、ありがとうございました。

会議室にて