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川崎重工の中途採用と企業風土についてお話を伺いました。 川崎重工の中途採用と企業風土についてお話を伺いました。

(2017.2.2更新)川崎重工業株式会社 人事本部 人事部 採用課 基幹職 今井貴弘様
川崎重工株式会社

川崎重工業株式会社 人事本部 人事部
採用課 基幹職 今井貴弘様

―― 川崎重工さんでは、現在中途採用者が増えていると伺いましたが。


今は新卒採用と同程度の人数を中途採用しています。一昔前は、中途入社といえばカンパニー単位では数名、全社でも20名程度でしたが、この数年は採用人数が多い状況です。 採用数が増えている背景には、事業の拡大に伴い、人財が不足しており、社外に広く様々なノウハウを持った方の採用をしなくてはならないということがあります。 職種としては生産技術や品質保証、現場工事の管理などの分野の人財が特に不足しています。新規案件に伴い、業務のフィールドも従来に比べて国内外に広がっており、この分野の人財については、どの部門でも比較的採用ニーズが強いと思います。


―― それだけ中途採用の方が増えてこられると、受け入れ体制が重要になってくると思いますが どのようなことをやっておられますか。


基本的には半期に一回、中途採用者向けのオリエンテーションを実施しています。新卒採用であれば本社および配属先の人事部門による教育期間が3か月程度はありますが、中途採用の方は基本的に即戦力のためすぐに職場へ配属になります。
いわゆるキャリア採用のため、基本的な教育は不要ですが、川崎重工の従業員としての意識を醸成するための機会は必要ということから、7年ほど前から始めました。
人事として生え抜きの従業員と変わりなく頑張ってもらいたいというメッセージを込めると同時に、同時期に入社した中途採用者を集めることで、同期のような関係を築いてもらいたいと思っています。参加者は多いときには150人を超える大きなイベントになっています。


―― 実際に中途採用の方が入社することで社風が変わると人事部長様が仰ったと聞いたことがあるのですが、そのような雰囲気はございますか?


入社後数年経った中途採用者を対象にアンケートを上司の方に取っているのですが、「優秀」という評価が非常に多いです。当社にはないバックボーンを持った優秀な方達が多く入社されることにより、確実に良いシナジーが生まれていると思います。アンケートをお願いした上司の方の中には、対象者であるべき中途採用者でもあったというケースもあり、実力があれば中途採用だからといって昇進や処遇についても生え抜き従業員との差もありません。 当社に対し保守的で固いイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、実は中途採用者にとっても働きやすい環境があるといえます。


―― 従業員の方は川崎重工についてどのようなイメージを持っておられるのでしょうか。


社内機関紙でちょうど、従業員アンケートの結果が出ていました。「川崎重工を一言で表すと?」という質問では、「質実剛健」「重厚長大」「温故知新」「自由闊達」といったキーワードが多く見られました。また「川崎重工の良いところ」に対する質問においては、「人が良い」、「新しいことに挑戦」といった回答が多く出ており、歴史がありながらも新たなことに挑戦している会社という捉え方をしているのかもしれません。
「自由闊達」ということについては、当方もそうだと思います。中途採用された方も自由に意見を言えるところは確かにあるかと思いますし、チームワークを大切にしている雰囲気はありますね。


―― 組織によっても雰囲気は違うのでしょうか。


部門や製品によって雰囲気は違うと思います。当社の製品のなかでもモーターサイクル事業などは、数年に1度はモデルが変わることから他の部門と比べてもよりスピードが要求されますし、一般消費者の方に直接わたる製品でもありますので、特に若い世代の考え方も積極的に取り入れていくような環境があると思います。
一方で航空機関係の事業などは長いものとなると製品の開発から量産まで10年以上も月日がかかるような案件もあることから、意思決定にかける時間や仕事の仕方も違います。そういった環境の違いが組織としての文化や雰囲気に影響を与えていると思います。


―― 女性のワークライフバランスにも力を入れられていますよね。


新卒採用はもちろんですが、最近は中途採用においても、女性の方の採用が多いと思います。会社として休日を振替出勤日にしているような場合には、社内で託児所的な運用も行うなど、お子さんの面倒をみるようなこともしています。最近は女性も増えてきたので、より働きやすい環境を整えていこうと思います。


―― 今井様から見て、川崎重工の好きな所はどんなところでしょうか。


自社の製品が世の中の様々なところで役に立っているということが実感できるというところでしょうか。仕事では、新幹線や飛行機に乗ることも多いですが、絶えずこれはどこが製造したものかというところを考えている自分に気が付きます。
また、工場にもよく行きますが、多くの従業員が協力し合い、本当に鉄板1枚からモノづくりを行い、最終的には世の中の役に立つような大きな製品を生み出しているところを見ると「すごい会社であるなぁ」と常々感じています。


―― 本日は、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。



川崎重工業株式会社 人事本部 人事部 採用課 主事 今井貴弘様
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