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関西メーカー転職者に聞く!転職理由ランキング 関西メーカー転職者に聞く!転職理由ランキング



こんにちは。タイズマガジン関西編集部の下西です。
弊社の転職サービスをご利用頂き、関西メーカーに転職された方にインタビューを実施。その回答から、モノづくり企業に転職する方々の、転職理由について分析してみました。実際の回答も抜粋してご紹介します。


1位 自身の技術を高めたい、やりがいのある仕事に就きたい
「大学ではモノづくりよりも理学分野が専門でしたが、前職で設計・開発に携わるうちに、生産ロボットや工場のラインに関心が移り、前職ではそうした製品を作っていないこともあり、本格的な機械設計業務に携われる会社に移りたいと考えました。」(30代・男性)
「海外赴任から帰国し、帰任か他拠点かの志望を出す際に、次の20年、自分の能力やキャリアを上げたいという思いがあり、転職も一つのオプションだと思いました。」(40代・男性)
「担当業務が最先端技術を取り入れた幅広い業務から、その分野のスペシャリストとなる業務に変更になり、技術領域を広げていきたいという志向があったため、転職を考えました。」(30代・男性)

業務を極める中で、もっとその分野に特化した環境で働きたい、と考える方や、専業といった限られた領域から、いろんな分野の製品に携わりたいなど、ご自身の技術の専門性をさらに高められる環境を求められる方や、技術を幅広く活かすことができるフィールドを求められる方の2パターンが多かったです。
印象に残ったのは、「役職が上がるにつれ、自分のやりたい仕事ができない環境になっていました」(30代・男性)というご意見。スキルを磨きたい方にとっては、出世は喜ばしいものの、現場は離れがたいものですよね。 どの方にも共通されていたのは、「自分を試したい」という強い思い。転職先についても、ご自身の描くキャリアや磨きたいスキルを軸に、吟味して選ばれている印象でした。


2位 会社・部署の将来性の不安
「仕事の面では、幅広い経験・スキルを積むことができ満足していましたが、会社の将来性の大きな不安を感じ始め、転職を考えました。」(30代・男性)
「所属部署が間接部門であったため、経営環境が厳しくなると切り離されるのではないかと危機感を覚えていました」(30代・男性)
「主力事業に対する先行きの不安が転職のきっかけでした。時代の流れを考えても、このさきその事業が成長していくのは厳しいと考えました。」(30代・男性)
「生産技術に携わっていましたが、会社が生産を海外に移管していく中で、国内に仕事がなくなってきたことがきっかけです。」(30代・男性)

会社の経営危機、業績悪化はもちろん、事業の分社化や会社の合併に伴う所属部署の仕事内容や立場の変化には不安を感じますよね。 会社が大きくなればなるほど、経営や組織の編成について個人ができることは小さくなってしまうため、転職を決意される方は多くなるようです。


3位 異動, 組織変更などの会社都合でやりたい仕事に従事できない
「新卒から20年以上資材購買に携わっていましたが、経営体制の変化と共に仕事の自由度や部署の権限が限定的に。このままでは今後のキャリア形成が難しいと考え、早期退職の募集に応じました」(40代・男性)
「海外で働く機会を頂いていたのですが、徐々に海外事業が縮小し、もっと海外で働きたいと思い転職を考えました。」(20代・男性)
「会社の方針としてモノづくりから離れることが決まり、やりたい仕事ができないと分かったため、転職を決めました。」(30代・男性)

人事異動によって、描いていたキャリアパスの実現が難しくなった、組織変更や事業方針の転向によってご自身が従事されていた事業がなくなる, 縮小される、という意見が多かったです。また、新卒で入社し、志望部署に配属されないまま数年が経過し、異動もできないため転職を決意したという方もおられました。新卒の場合、志望部署に配属されないというのはよく聞く話ですよね。中途採用であれば、やりたいことを軸に仕事を探すことができるため、やりたいことがはっきりしている方ほど、転職を選択されるようです。


4位 勤務地(地元に帰りたい, 転勤したくない)
「両親の年齢のこともあり、実家に戻らないかという話が出たのがきっかけでした。前職でも転勤の希望は出せましたが、給与が下がるため、転職を考え始めました。」(40代・男性)
「妻の妊娠をきっかけに地元に帰ろうと思い、前職では地元に拠点がなかったため。」(20代・男性)
「部署の移管に伴って転勤が決まり、妻の勤務地と離れてしまうため、転職を考え始めました。」(30代・男性)

結婚や出産を機に地元に帰りたい、という方や、本社の移転・部署の移転で転勤になるのを避けたいというのも、転職を考える大きなファクターですよね。人生のイベントは働き方を見直す良い機会です。転職は労力が必要ですし、慣れた環境を手放すのは簡単ではありませんが、どのようにすれば家族が一緒にいられるかを考えた末にご決断をされているようです。


5位 労働条件(勤務時間, 給与, 風土)
「転職を考えたきっかけは給料への不満でした。残業代が出ず、上がる見込みもなく、先輩社員の話を聞いても将来の展望を描けませんでした。」(20代・男性)
「典型的なトップダウンの会社で、マーケティングがリサーチした上で企画した商品がトップの判断で変更・取消になることが度々あり、自分が出したい商品が実現できていなかったことが要因の一つです。」(30代・男性)
「顧客が病院関係だったため休みが取れず、子どもが小さいこともあり、家族との時間も大切にしたいと考えたのが、転職のきっかけです。」(20代・男性)
「残業が多く健康面で不安がありました、週3回の出張で車移動だったため、拘束時間は更に長かったと思います。」(20代・男性)
残業時間が多い、仕事とプライベートのバランスが崩れてきてしまった、ご結婚・出産・介護を機に、以前ほど仕事に時間を割けなくなってしまった、というご意見が多くみられました。一口に「残業が多い」と言っても、それに対する考え方は様々で、「好きなことならいくらでも没頭していられる(むしろさせてほしい)」という方もいらっしゃいます。ただその考え方も、家庭の事情や体調などによって常に変化するものです。事情に合わせた働き方ができる、ということがますます企業に求められているように感じます。

その他にも、「30歳を機に、本当に自分が何をしたいのかを考え直した」(30代・男性)「定年後の再雇用で、給与が半分になるのであればやりがいを求めたいと思った」(50代・男性)といったご意見もありました。

転職理由ランキング、いかがでしたか。他の方の転職理由を聞く機会はあまりないですよね。こちらの結果について、当マガジンでコラムも連載頂いている、細井智彦事務所代表 転職コンサルタントの細井さんにお話を伺いました。


みなさん、結果を見られてどう思われましたか?1位が「自身の技術を高めたい、やりがいのある仕事に就きたい」という前向きな理由なのを見て、「本当か~?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。アドバイザーをしていると、最終的にはキャリアアップをしたい、という方向に向くのですが、転職するぞ、というエネルギーを生み出しているのは、実は不満や不安がきっかけとなっていることがほとんどです。僕が見てきた中では、メーカー勤務の方は真面目で、なんとか会社のために頑張ろうとされている方が多い。それが認められないとか、事業や部署が縮小に向かわざるを得ない閉塞感が火種となって、自分の将来を考えて転職を決断する。転職理由の1位と2位についても、異なる理由に見えますが、意外と同じ事象をポジティブに見るかネガティブに見るか、の違いだけだったりします。 後向きな理由から転職を考えるのは決して悪いことではありません。むしろそれを自分のキャリアを見直すエネルギーに転換して頑張ることができますから。きっかけは後向きでも、結果は前向きになるのであれば全然問題ないと思います。



不満や不安を抱えるのは辛いですが、前向きになる原動力と考えると、むしろ良いきっかけになりますね。 転職活動をした末に、現職に残る選択をされた方もたくさんいらっしゃいます。 今のお仕事で悩まれた際に、よろしければ参考にしてみてくださいね。

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